機会があって環状七号線沿いにある大勝軒系列のラーメン店、げんへ行ってきました。前回はあぶらそばをいただいたのですが、今回はコメントでも勧められた、つけ麺を食べました。注文したのは、野菜つけ麺(¥700)の大盛(¥100)です。
料理を待っていると、厨房からフライパンを振る音が聞こえてきます。その時は何も思わなかったのですが、つけそばが運ばれてきて理由がわかりました。野菜つけ麺の野菜は、炒めたものだったのです。具は他には、半分にカットされた煮タマゴ、のり、チャーシュー、メンマ。なると。とにかく、つけ麺の具というと、煮豚とメンマという印象があったので、油で炒められた野菜が珍しく、期待が高まります。
まず、スープをいただいてみると、丸いという印象。お酢が立っていなく、醤油も前に出ておらず、甘いです。うま味を感じます。時々ピリッと唐辛子の辛さが伝わってきます。角張った麺はもちもちで、柔らかすぎない煮加減が好みです。よく水切りがされているのも好印象です。
具の野菜は、盛りだくさん。キャベツ、もやし、にんじんがシャキシャキです。油でこってりすることもなく、歯ごたえがよいし、甘みも出ています。メンマと相まって量も多く、麺と一緒にいただいても、最後までスープの中に残ってしまったほど。
チャーシューの存在感が薄かったのが残念ですが、”野菜”つけ麺であることを考えると、脇役に回ってしまうのは仕方がないことかもしれません。お酢、お醤油、うま味、そして野菜の甘さのバランスが抜群の、口当たりのよいつけ麺です。
待っていて店内に案内されるときの丁寧な挨拶や、タイミングを見てスープ割りの急須を出してくれたりするなど、接客もとても気持ちのよいお店でした。
★関連エントリー:げんのあぶらそば(中野ラーメン)
★お店情報:中野区野方2-59-4、12:00?15:00、18:00?21:00、定休・日
(2006/07/12:一部変更しました)
コメント