自社で提供をしているサービスについて、特定の手段で見られなくするということは、勇気がいることです。反対に、提供しているサービスは、出来るだけ多くの方に利用をしていただきたいですから、対応する手段は出来るだけ確保しておきたい。
かつて、ガラケーがあった頃には、それぞれのガラケーでホームページの見え具合が違ったりしたので、「どんなものでも見られるようにする」ことには苦労がありました。さらには、1年に2回くらいのペースで新機種が出てきて、その度に性能が上がったので、出来ることと出来ないことの差は広がるばかり。今は、スマホで見る方がほとんどですから、スマホで動くアプリに対応するというのが一般的です。
「NHKプラス」、「Firefox」での視聴が不可能に 5月23日から(ITmediaニュース)
NHKは「NHKプラス」が見られる対象から、正式にFirefoxを外すみたいですね。記事によると、もともと推奨していなかったが、今回改めて正式にアナウンスをしたということです。
この件について、ネットニュースで静かに取り上げられ、その反応も表立っていません。つまり、多くの方にとっては影響がない。場合によってはどういうことかわからない方もいらっしゃるかもしれません。それくらいですから、対象として外れるわけで、ある意味残酷な現実です。
情報を発信する側としては、NHKだって推奨の対象から外したのだからということで、一定の基準になることが予想されます。これから、こういった傾向が各サービスで進むかもしれません。
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