ネットの一部で話題になった、Twitterのつぶやきがありました。倉庫に高く積まれた何かの写真を投稿して、パソコンの引き取りをお願いするものです。引き取りを行うため、フォローしてリツイートをして、DMを送ることに備えてほしいという内容です。
「夜逃げで余ったPC配る」 不審ツイートにドスパラが反応 「当社倉庫と思われる」「絶賛営業中です」(ITmedia ニュース)
ところが、ネットは広いもので、とあるユーザーが、おそらくは提供予定と思われるパソコンが映る画面について、とあるメーカーの倉庫なのではないか?というツッコミをリツイートしました。よくわかりましたね…。
すると、指摘を受けたメーカーが、自社の倉庫の写真であること、ツイートの内容と違って、夜逃げしておらず、営業中であること。さらには、該当ツイートのフォローなどに注意をするように呼びかけたのです。
そうしたら、ツイートをしたユーザーが消えたというニュース記事がありました。
流石だと感じたのは、ウソと思われるツイートに反応をする際、最初に「不審」という単語を使って、後は事実だけを述べていることです。ツイートの最後が冗談のような感じで締めくくられていることから、余計に、「不審」という単語を使った印象が薄まっていると感じます。
結果論かもしれませんが、必要以上に注意を呼びかけるのではなく、いわばネタ的な扱いにして、より一層、広まるようにしていると思われます。あくまでも、大本のツイートが間違っていることを広めているのです。
ちなみに、パソコンを分けてもらえるかもしれないと、元のツイートの通りにした場合、次にDMが来て、そしてその後は、実際に送られるはずがないであろうパソコンを送るために個人情報を求められることが予想されます。注意が必要です。
一方で、極々まれに、お金を配るおじさん的な人物が現れて、実際に行われるということもあり、ネット社会に対する接し方を複雑にさせていることも事実です。難しいですね。
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