5月、端午の節句の前には、中野サンモールに鯉のぼりが登場します。それもたくさん。
そして、鯉のぼりが泳いでいたゴールデンウィークが過ぎると、中野サンモールの空中ギャラリーはアート作品を入れ代えます。そうして始まるのが、恒例の、空中ギャラリーです。今回で26回目です。
JR中野駅北口から中野サンモールに進むと、奥まで力作がずらっと並んでいる様子を俯瞰できます。壮観です。
中野駅北口から、中野サンモールアーケードを通って、中野ブロードウェイまで。美術鑑賞が出来るのです。これも毎年のことですが、作品は両サイド展示されています。行きと帰りには、別の作品が楽しめます。
人通りを気にしながら、少し歩くスピードを遅くして、ギャラリーを楽しみました。
イベントの名前通り、中野区内の小中学校の皆さんの作品。どれもこれも、小学生らしい、中学生らしい感性の作品ばかりで、刺激を受けたり、感心したりなど、毎年楽しく鑑賞しています。
今回、インパクトがあったのがこちらの作品。
まさかの、中野サンモールの中に、もうひとつのサンモールが出現しています。こちらは太陽が赤々と見えていて、太陽の光を反射する川もあるようです。アーケードでは無いようですね。並んでいる看板が少々大人びている気もしますが、そこも面白い。
そして、印象に残ったのがこちら。中野区立第五中学校の皆さんの作品です。
かわいらしいような生物が、動きを見せています。色彩は青を中心に赤と黄色を効果的に使っていて、その筆遣いもあり、岡本太郎的なものも感じます。
全ての作品は、近くの柱に解説があります。まずは鑑賞して、感じて、それから解説を拝見するのも、毎年楽しみにしていることです。結果、この作品のテーマは、受けとった印象とは全然違うものだったことがわかりました。
そんなことも、楽しいギャラリーなのです。
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