オーナーや、設立の経緯、ビッグな方の来店など、いろいろと話題に事欠かないラーメン店、箕輪家。中野ラーメンストリートの西友入り口の近くに出来た、家系ラーメン店です。
ランチタイムに通りかかると、ほぼ行列、それも5人以上の方が並んでいることが多い。行列の絶えない人気店なのですが、たまたま通りかかったら、列が見当たりませんでした。そこで、食べてみました。
以前と変わっていて、お店の入り口に券売機があり、支払は完全キャッシュレスになっていました。そして、家系の定番「味の濃さ・麺の固さ・油の量」の指定は、券売機で指定するシステム。お店の人も間違えがないですし、お客さまにとっても質問に答えなくてはという緊張がないので、よいDXですね。今回は、濃いめ、固め、多めでお願いをしました。
選んだのは、【特製】箕輪家ラーメン。「【特製】」はお店の表示で、カッコをつけているあたり、こだわりを感じます。店頭のポップによると特製は、ほうれん草とチャーシュー、海苔が増量となり、バターがトッピングされるとか。まさに特製です。
ラーメンのビジュアルは、インパクト大です。まず、麺といいますか、スープの表面が見えません。所狭しと、トッピングが乗っています。バターは、レンゲの上ですぐに溶けないような配慮がされていました。
いい意味で、豚骨のクセがなくて甘さとコクが出ているスープと一緒に、いろいろなトッピングを食べ進めるのは、家系の醍醐味ですね。この時のほうれん草は、茎まで柔らかくて、麺をすするのを邪魔しませんでした。
そしてバター。溶かしてバターをすくい上げるように麺を持ち上げると、スープとは違った塩みとコクが加わります。合います。
いくつかの調味料が備え付けられていて、自分でアレンジできるのも家系ラーメンの魅力。今回、豆板醤(?)を試してみました。辛味もそうですが、また違った塩みがアクセントになります。甘いスープの分、本来の辛味と塩味の辛味がスープの印象を変えますね。
いただいた時に、スープが少ないかな?と感じましたが、食べ終わって納得しました。お店としては、ライスと合わせたり、味変をしたりして、もれなく味わっていただきたいということでしょう。スープをいただきましたが、いい意味で量を感じることなく、いただきました。ちょうどいい量でした。
まだまだ試したい調味料がいっぱいあります。自己流のアレンジを作り上げたいです。
なお、この日はつけ麺は売り切れでした。また、店頭のポップにあったように、豚不使用の鶏ベースラーメンがありました。日にちと時間が限定された、スペシャルなメニューが登場することもあるのですね。
箕輪家 中野旗艦店
ジャンル:ラーメン、つけ麺
住所:東京都中野区中野5-53-2
営業時間:月・木・日12:00-15:00、18:00-22:30。火12:00-15:00。金・土12:00-15:00、18:00-翌1:30
定休日:水曜日
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