Amazon、受注生産フィギュア「確保できていなかった」予約者に発売後通達 “転売価格”での購入打診も(ねとらぼ)
自社で制作し販売している場合と違い、いわゆる通信販売のプラットフォームを使ったビジネスでは、しばしば問題とされていることが記事になっていました。
こういう手法については名前があるのですが、その名前をここで記すのは控えたいと思います。姑息な手段、といってよいでしょう。
問題は2つあると思います。
その1は、一般消費者を装う事業者が買い占めをしてしまうことを、システム的に弾いていないこと。弾く、と文字で書く分には簡単ですが、実際にサイトで運営するとなると、本人確認やいろいろな項目の一義性など、確認をする手間が発生することはわかります。それでも、何らかの対策を取らないというのは、今のこの段階にあって、性善説過ぎます。
その2は、プラットフォームの会社の、最初の問合せが間違いであったということ。証拠もありませんし、決めつけもいけませんが、どうもウソをいっていると受け取れます。今回は、問い合わせた方がさらにたどった先で、事実関係の整合性がとれない返事を受けたお陰で、事情がスッキリしました。もしも、プラットフォームの会社の回答でアクションが止まっていたら、こういったことは表に出てこなかったでしょう。ある意味、プラットフォームの会社は、メーカーの信頼を損ねています。
ユーザーの方がご立腹であることはもちろんでしょうが、同時に、こういったことが出来るということに、ある種のうらやましさを感じてしまいます。一般論として、おそらくはやらないと思いますが、中小零細の小売店がこのようなことをやったらどうなるか。記事で紹介されている会社だからだこそ、こういったことが出来るのでしょう。反面教師として覚えておきます。
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