昨日いただいた和のスイーツをご紹介します。JR中野駅南口にある、いさわのさくら餅(¥126)です。アーケードをずっと進んだところにある、昔ながらのたたずまいを残す和菓子屋さんのいさわ。その様なお店があることを、メールで教えていただきました。気になって、訪ねてみました。
店頭では、季節ものということで桜餅がフィーチャーされていまして、せっかくなのでいただいてみることにしました。するとお店の方に、「粒あんとこしあん、どっち?」と尋ねられます。そうか両方あるのかと思い、「好みは粒なのですが、なめらかなこしあんも美味しそう。どちらがお勧めですか?」と言うと、笑いながら「では両方は?」と提案をされてしまいました。なるほど、と思い直して粒あん(画像右)とこしあん(画像左)をそれぞれ入れていただきました。
こしあんは舌触りが良くなめらかで、上品な甘さ。つぶあんはざらりとした荒々しい食感と、こしあんと同じほのかな甘さの対象が楽しい。
ですが、何と言っても印象に残ったのがお餅です。存じ上げなかったのですが、いさわで作っていらっしゃる桜もちは関東風だそうで、”お餅”と表現するのに違和感を感じます。まるでスポンジのような歯触りで軽いのです。米粉を使ったクレープ、というところでしょうか。”生地”を食べてみると、さくらの香りがほのかにしました。
包んでいる桜の葉は、塩分が控えめですが、小豆の甘さにアクセントを付けるように、塩味が舌に残ります。鼻に抜ける桜の香りが、口の中にいつまでも残り、余韻が楽しめるんです。
関東風な桜もちは、洋風な雰囲気を持つ和菓子でした。
★お店情報:東京都中野区中野2-29-6(地図は和食&寿司店三河屋のもの。並びです)、11:00?19:00、定休・月(営業時間と定休日は目安)
★関連:中野「いさわ」の和菓子(mikimarulog -食べ物写真 -さま)
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