■ケータイというツールと、それを使ったコミュニケーションには不慣れな面
SFC(慶応大学湘南藤沢キャンパス)でPCを駆使している学生は、ケータイというツールには不慣れだというコラム。
仕事柄、とても多くの業者の方から、携帯への情報発信についての提案をいただきます。その際、皆さん共通しておっしゃるには「携帯のサイトは非常に見られている」「携帯のサイトはニーズがある」「ケータイでのメール配信は効果的」ということ。
そうおっしゃるのは営業だから当たり前なのですが、それを差し引いてもイマイチ魅力を感じないのは、自分を含めスタッフ全員が携帯でサイトを見ない、メールは必要最小限しかしないからです。携帯でメールを打つなら・出先でサイトを見るならモバイルしているPC with AirH”でという強者揃い。本当にケータイへのニーズがあるのか、想像もつきません。
そんな中、大変ヒントとなるコラムを読みました。SFCをスタッフ、他大学の学生を他の部署の人たちと置き換えると、見えてこなかった現状が浮き彫りになってきます。(他の部署の人たちは、”他大学の学生”よりもデバイドがあり、PCはもちろんケータイも含めITに接しておらず、名刺交換や電話でコミュニケーションを取る人たちですが・・・)
他の部署の人たちとのギャップなら、まだいいかも知れません。私たちのサイトは他の部署の人たちにも見てもらいたいのはやまやまですが、メインターゲットではないからです。
「・・・パソコンをベースにITのリテラシを蓄積している社会とケータイを使いこなしている世代との間に・・・」(強調はshannonによる)というコラムの文章には、すなわちケータイを使いこなしているジェネレーションが存在していることへの筆者の確信が見て取れます。
私たちがサイトで情報発信をしている向こうには、ケータイを使いこなしている世代もいるのです。参考になりました。
★補足:仕事にチャットが使えそうだということで30人くらいの人にhotmailの案内をしたのですが、誰一人返信が来なかったです。寂しい・・・
★追記:トラックバックをしたのですが、反映されていないようなのでもう一度やってみました。
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