毎年恒例、この時期に通る人の目を楽しませてくれる中野サンモールアーケードの空中ギャラリーが、行われていました。区内の中学校の皆さんによる、巨大な作品群がアーケードに飾られています。
毎年毎年、通るのが楽しみになるイベントです。
独断で印象に残った作品をご紹介しましょう。区立南中野中学校の皆さんによる「青春」です。
友人5人がこちらに背を向け、夕日が沈み中画面の奥へ歩みを進めています。周りの景色はまだまだ彼女たちにとって大きく、自分たちに関係なくどんどんと時間は進んでいく。まもなく日が沈み、辺りは暗くなるでしょう。それは彼女たちの将来への不安を想像させます。でも、きっと5人なら大丈夫。やがて朝が来た時に、また歩み始めればいいのですから。
青春というタイトルと色彩のギャップも印象に残りました。
コメント