■Facebook、「ナパーム弾の少女」を”ヌード”だとして削除(抗議を受け復活)(Itmediaニュース)
このようなサービスを運営する側としては、なかなか難しい問題です。今回は、写真を投稿した人たちが「この写真は歴史的なものである」「報道写真として大変意味がある」ということを共有しています。世界的な賞を受けている写真ですし、学校の教科書などにも使われたりする。ですから、掲載することには意味があると考えられます。
では逆に、不快に思ったユーザーが多かったらどうなるか。その人たちがFacebookに対してその様な申請を、かなりの数で行ったらどうするか。「現在の考えにはそぐわない」「ネットで自由に見られることは問題だ」と問題提起をされたら、どの様に対応をするのか。逆の判断が求められるのです。
実際に、自分の子どもである赤ちゃんの写真で、入浴中やプールで遊んでいる肌を出しているものが、不適切とされたことがあります。一律に杓子定規に判断することに、反対の意見を持つ人がいることはわかります。ですが、人の感覚や感情に対して、明確な線引きをすることは難しい。多くのユーザーが使うサービスであれば、なおのことです。
コメント