東中野に行ったので、有名なカレー店に足をのばしてみました。JR東中野駅、地下鉄大江戸線東中野駅から歩いて3分ほどのところにある、「南インドの味 カレーリーフ」です。
入り口がある2階に上がろうと、ビルの階段の前に来ると、紹介された雑誌の切り抜きと共に注意書きが貼ってあります。「店内は狭いのでベビーカーはご遠慮下さい」といったニュアンスの文章に「怖いお店なのかな?」とドキドキしながらお店の中へ。
メニューには定番が、そして黒板には本日のオススメのカレーが紹介されていました。その中でお店の名前にもある、南インドのチキンカレー950円を注文しました。ナンかライスを別に注文するのですが、南インドではライスでいただくという解説がメニューにあったので、ここもこだわってライス300円をオーダー。
ウェイトレスさんに「チキンは当店で最も辛いカレーですが?」とお断りをいただき、「だ、大丈夫です」とまたまたドキドキしながらカレーを待ちます。
出てきたカレーは、カリィと呼びたくなるほどスパイシーです。カレー粉の香りではなく、色々なスパイスの匂いがします。問答無用で身体に良さそうな雰囲気です。スープではなく、ドロッとしたルーです。
一口いただくと・・・意外にも辛くありません。しかし食べ進めていくと、胃から辛さがジワジワと上がってきます。舌がヒリヒリするのではなく、体の中から辛さがわきあがってくるといった感じです。味も、辛かったり苦かったり、時には何故か甘かったり、複雑で奥が深い。
チキンは大変美味しかったですね。とにかく柔らかい。骨付きだったのですが、骨まで柔らかく、全部いただくことが出来ました。
「カレー」という料理には、いろいろな響きがあります。お母さんの味、レトルト、本格派、インド料理屋さんのカレー、給食のカレー、キャンプの味などです。そんな中に、新たに「カレーリーフのカレー」という区分が仲間入りしました。そんな、これまで味わったことがない独特な美味しいカレーでした。
★追加情報:今回は夕方にいただきました。
★お店情報:中野区東中野3-1-2阿部ビル2F(地図はこちら)、03-5330-5134、営業時間や定休日等の案内があるホームページはこちら。ホームページには、南インドの味へのこだわりや、手でいただくベジタリアン定食「マドラス・ミールス」の紹介などのコンテンツがあります。
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