■日本人好みな味付けで、舌と体にしっくりくるアジア料理
名前を変えて再オープンした、ベトナム・中華・台湾料理 佑佳で、ランチを食べました。以前味わったセットをご紹介します。
その日は、(Aセット)えび玉子炒め、(Bセット)麻婆豆腐かけ御飯(Cセット)台湾風ワンタンとチャーシュー入りそばと、3種類のランチメニューがありまして、Cセットを注文。なお、全てのセットにお漬け物、サラダ、デザート、ライスが付いてきます。
そばは、タンメンのような淡泊な塩味のスープでした。具が秀逸で、しゃきしゃきのもやしとニラの炒めは、火の通りが絶妙です。そしてチャーシューは、口に近づけると八角の香りが漂ってきて、お店の味を思い起こさせました。
拍子切りにした大根とにんじんを漬け込んだ、甘酸っぱいお新香と黒い謎の(?)ゼリーも健在。メニューが変わっても、元のお店の雰囲気と味はそのままです。
少々下品ですが、我流の食べ方をご紹介しましょう。まず、伸びないよう先に麺をいただきます。そして、残ったスープにご飯を入れ、中華風おじやとしていただくのです。このとき、お店の人に調味料を出してもらいます。輪切り唐辛子がお酢のような液体に浮いている、不思議な調味料。わずか小さじ一杯で、強烈な辛さが味わえます。これを少しずつ増やしながらいただくのです。
夏の暑いときでも寒さ厳しい冬でも、汗をかきながらズルッと麺をすすり、ざっぱざっぱとおじやをいただく。自分なりの裕香園ランチの味わい方がまた出来て、幸せでした。
★お店情報:中野区中央4-18-7、03-3384-2692
コメント