機会があって、大学の先生のお話を拝聴してきました。
消費者行動論というジャンルの講義。消費者が物を買う時に、どの様なフェーズを経て意志決定をし、購買行動に移り、その結果がどうなるかという分析の理論について。時間が限られていたため、大変おおざっぱなものですが、聴講しました。
近年ですと、獲得するのにコストがかかる新規顧客よりも、リピーターを増やす方が効率がいいという考え方があります。その時にカギとなるのが、一度顧客となった消費者の意見や反応のフィードバックです。
とはいえ、このデータ収集が難しい。来店しての場合は、また来ていただけると、前回の商品や接客がよかったということになりますが、そうでない場合は不満があったことは分かるものの、どこが修正点かは分からず、改善につなげにくい。しかしインターネットの世界では、実際の物販と比べて比較的に物を買った後(またはサービスを受けた後)の、お客様の反応を知ることが出来るので、その意味でもいわゆるマーケティングがやりやすいという性格があります。分析をする時に、参考となるお話しでした。
生の講義が聞ける、貴重な会合に参加できました。せっかく伺ったお話ですから、ホームページの企画や運営に生かせれば、と思います。
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