■デジタルジェネレーションが生んだ新しい経済価値について,成蹊大学の野島美保氏にあれこれ聞いてみた(4Gamer.net)
「人はなぜ形のないものを買うのか」の著者の先生にインタビューをしている記事がありました。NHKの番組などでも拝見する、この分野では有名な先生です。最近、抱えている疑問や問題点に対する、学術的なアプローチ方法を探していたので、興味深く読ませていただきました。
「聞き役に徹する」というブログコミュニケーションというエントリーで、ホームページやブログに対する先入観が徐々に無くなってきていると感じる、と書きました。裏を返せば、先入観があるということになります。これは会社さまの規模の大小を問わず、変わらないというのが実感です。同業の方とのお話しの中で、驚いたこともあります。とあるものの大々的なキャンペーンを打つ。当然、何億円という広告費が使われる。タレントさんへの依頼、ポスターの印刷、大形看板の設置。テレビコマーシャル、ラジオ、雑誌、新聞への出稿。次々と金額が抜かれていって、さてウェブの予算はというと耳を疑う額になる?。ホームページはまだまだ末端なのだそうです。形あるものの方が効果を予想しやすく、たくさんのお金が使えることになるみたいです。テレビやラジオが効果的と判断出来るなら、ネットは?というと、そこに先入観があるのですね。
インターネットという、ある意味実態のない媒体に、ホームページというメディアを載せる中で、その価値をどの様にクライアントとユーザーに分かってもらえるのか。心理学、統計学、メディア論、コミュニケーション論などいろいろな切り口が考えられますが、参考となりました。
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