西武新宿線新井薬師前駅北口にある、本格沖縄そば専門店 めーばる製麺へ行きました。拝見している、ぶぅログのーとさまの新店?「めーばる製麺@新井薬師前」で知ったお店です。
正直に申し上げて、どんな麺であるのか不安でした。麺にこだわるこのお店は、沖縄伝統の「木灰そば」を出しているそう。つまり、木の灰を材料の一部に使っているのです。灰。そしてそれを口にする…。もちろん、伝統食ですから体に悪影響があるはずもありません。わかっているのですが、不安だったのです。
お料理を待っている間、カウンターの前に貼られた解説文に目を通していました。素材にこだわり、素材の味を生かしているため薄口に感じることがあること。麺はもっちりと食感が楽しめることなどがわかりました。
読み終わり、しばらく待って、ソーキそば(¥690)が出てきました。まずスープをいただいてみると、決して薄くはありません。すっきりとしていて、ちょっぴり塩気を感じます。すっと体に馴染むような、優しい味です。
麺は、ぼそりとした荒々しく、小麦の風味が豊かな沖縄そば。ですが、お店の説明にあったようなもっちりとした食感はありません。
ソーキは箸でほろりと骨が外れるくらいとても柔らかく、味が染みています。麺と一緒に口に含むと、印象が変わります。
食べ進めていて、はたと気がつきました。麺の食感が変わっています。伸びた、のではなく、もっちりとしているのです。こんな短時間で、変わるものなのですね。木灰そばを不安に思っていた最初の気持ちは何処へやら。こーれーぐーすも入れて、スープも全部いただいてしまいました。
”製麺”と名乗るだけあって、麺に特別のこだわりがあるのでしょう。食べ始め、ソーキをからめたとき、そして食べ終わりと沖縄そばの変化する食感を味わえました。
★お店情報:東京都中野区上高田5-47-8、11:30?14:30、17:00?20:00
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