■中野ラーメンシーンに一石を投じる、二郎系登場
以前のエントリーなどで、開店する気配を探っていたラーメン店「らーめんKaeru(かえる)」がオープンしたと、拝見しているブログさまの【新店】らーめん Kaeru(かえる) 本日オープンで知りました。タイミングよく、早速食べる機会がありましたので行ってきました。
中野サンモールをJR中野駅から歩き、ブロードウェイの入り口が見えてきたくらいに右手に表れる、カフェ・エクセルシオールの隣の小さな路地に入ります。下が明るい色のレンガで舗装されている、綺麗な通りです。まっすぐ進み、右手に比内や、左手に田舎のダイニング山葡萄が見えてきたらすぐ。山葡萄の並びに表れます。
★関連エントリー:らーめんKaeruへの行き方
お昼過ぎにお店に着いたら、既に4人ほどの方が列を作っていました。
店員さんに促されて、らーめん(通常¥700)の食券を買い求めます。そして、無料のトッピングを聞かれますので、野菜とニンニクをお願いしました。トッピングには他に、脂・タマネギ・生卵があります。
出てきました。列を作って待っている人から感嘆の声が上がる、ですが二郎フリークからは見慣れた、立体的な盛りつけです。大きなキクラゲが目を惹きます。
早速いただくと、これは麺がとても好みでおいしいですね。太い麺はエッジが立っていて、少し縮れています。小麦の風味も、噛みごたえも喉ごしも、十分に味わうことが出来ました。中野でいただく麺としては、最も太い部類にはいるのではないでしょうか。
既にいただいた多くの方のブログによると、このお店は「ぽっぽっ屋」系列ということですが、スープを飲むと納得します。ラーメン二郎はどちらかというと濃く、辛めの味ですが、Kaeruのそれは甘く、すっきりとした感じ。ライトです。
麺が太いので、大盛りの野菜と一体感が出ます。もやしやキャベツともよい具合にからみ合って、一緒に箸で運ぶことが出来ます。シャッキリ野菜は麺とは違った食感で、こちらもスープを持ち上げておいしくいただけました。チャーシューは見た目よりかなり淡白で、ささみ風。たまたま入った部位がその様な肉質だったのかもしれません。
半分ほど食べ進めたところで、テーブルに置いてあったタレと一味唐辛子を多めにかけて、濃いめにして味の印象を代えました。自分の好みの味になりつつも、元のラーメンはぶれない。二郎系の懐の深さが見事に表現されています。
人によって、本当にいろいろな好みがある日本人の国民食・ラーメン。そんな中でも一定の方向に針を振りきった、ラーメン二郎風の一杯が、手軽に楽しめるに間違いないお店。とうとうJR中野駅北口に登場です。
★お店情報:中野区中野5-56-15、11:00?15:00、17:30?21:00
★関連エントリー:らーめんKaeruへの行き方
(2009/10/07:一部追加しました)
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