■味も様式も受け継いだ、今風な醤油ラーメン
先日、中野ラーメンストリートの北の方にある、支那そば菜華へ行ってきました。
味噌や塩などいろいろな味があったり、つけ麺もあるなか、ここはやっぱり一番オーソドックスな醤油らーめん(¥650)をお願いしました。
出されたラーメンを素早くチェック。なるとが入っているのは珍しいですね。他、メンマにチャーシュー、ネギに海苔。醤油ラーメンの定番を押さえています。
いただくと、スープはなかなかのバランスでした。魚介系の風味と動物系のダシの折り合いがちょうどよく、口当たりと食べ終わりはあっさりしているのに、味はしっかりという難しいところを両立させています。
麺は特に好みです。平たい断面、ややごわっとした食感が楽しい、かん水が強そうな黄色い麺が、スープの持ち上げもよく、ラーメンを食べているという実感をわかせてくれます。
チャーシューは驚きです。炙ってあって温かく、そしてスープに浸っていてはわからない厚さ。にもかかわらず柔らかく、味もしっかりとついていてとてもおいしい。チャーシュー麺にしなかったのを後悔しました。メンマも厚く、かみ切るのが大変なほどです。
スープも麺も具も、それぞれが少しずつ主張しているのを、醤油味がとりまとめている。高い次元でまとまった、正統派から進化した醤油ラーメンです。
中野で醤油ラーメンといえば、北口ではここ、ラーメン菜華。南口では地雷源が定番となりそうです。
★お店情報:東京都中野区中野 5-55-3、03-3389-2561、11:30?14:30、18:00?23:30。土日祝11:30?23:30、定休・月
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