JR中野駅北口、中野通り沿いにある牛丼太郎の店内が暗くなっていました。内側からお知らせが貼ってあります。
それによると、本日を以て休業とのことです。
本日がいつかは分かりませんが、既に営業をしていません。休業という表現であり、廃業や閉店ではないところに一抹の希望を見いだしましたが、お知らせは「長い間ありがとうございました」と別れの言葉で締めくくられています。
狂牛病、それにつづく牛肉の不足、デフレによる価格競争など、牛丼を巡る環境が厳しさを増す中、変わらずいやむしろ店内を改装したりメニューのおいしさをアップさせたことをアピールするなど、攻めの姿勢を崩さなかった牛丼太郎。オフィシャルな情報が少なく、謎のベールに包まれていた牛丼太郎。大手牛丼チェーン店があるだけでなく、多くのコストパフォーマンスすぐれた飲食店が多い中野の地にあって、なおも孤高の存在であり続けた牛丼太郎の明かりが、消えています。
いつか行きたいと思っていたお店がここのところ閉まっています。残念でなりません。
コメント