毎年いつ頃かは意識をしていないのですが、通ると設置されていることがあるギャラリーが、今年もありました。JR中野駅北口の中野サンモールアーケードに中学生たちの大きな力作が掲げられています。何枚も、です。いろいろな中学校が作品を作っているようで、作品近くのアーケードの柱に、制作した皆さんのお名前とコンセプトなどが書かれています。
ですが、それらは見ずに、好きなものを選んでみました。全く勝手に選んだものです。
その一枚は、区立第七中学校の皆さんによる「修学旅行の思い出」です。
まず、貼り絵という制作方法が目を惹きました。仰ぎ見るアングルで切り取られることの多い大仏を、大胆な角度で再現しています。左手が気になりますが、写真でよく見る正面右からでは無く、この角度もライブ感があっていいですね。あとはそれぞれちりばめられた要素ですが、三分割構図的な配置が崩れているためか、妙な高揚感があるのも気になりました。
当分の間、アーケードを通るのが楽しくなりそうです。
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