薬師あいロードの、タンタンタイガーでランチにしました。年中無休になったタンタンタイガーですが、以前にもまして混んでいる気がします。お隣にはオリエントスパゲッティがあり、人気を分け合っている感じです。
タンタンタイガーは、メインのお料理として汁無し担担麺があります。それに、好みでトッピングを付け加えていくシステムです。定番のパクチー、温泉玉子など、食券機で買います。今回は、汁なし担々麺にトマトを合わせてみました。
辛さとシビれも好みを指定できます。大中小の3段階から、好みを選びます。この時は、両方とも中でお願いをしました。
先に小皿でトマトが出てきました。そして、「レンゲなどを使ってよくかき混ぜて下さい」という言葉と共に、汁なし担担麺が出てきました。
机の上に置いた段階で、山椒の香りが強い。辛さを指定する食べ物は、中野駅周辺でもたくさんあります。ですが、しびれはありません。お店オンリーワンの特徴を嗅覚で実感しました。
そして、店員さんの先ほどの言葉ですが、こちらもすぐに実感することが出来ます。麺が重いのです。そして箸から伝わってくる感覚で、もっちりとした食感を伺うことが出来ます。箸だけでまんべんなく混ぜるのは、かなりテクニックがいります。ガシガシ混ぜます。
すると、山椒の香りもまんべんなく散って、やや和らぎます。さっそくいただきますと、もっちりとした食感の麺が重量感あり、食べ応えもあります。粘性のあるゴマ風味のタレもたっぷりと絡んで、そして辛味としびれが続きます。辛味はすっと引くのですが、しびれは逆に後を引きます。これがクセになるのです。
トマトを入れて更に混ぜました。ゴマとトマト、合います。とはいえ、辛さやしびれがマイルドになるのではありません。彩りと、ちょっぴりの酸味とトマトの香りが加わりました。
混ぜる前は水菜や挽肉など、色とりどりでやや大きめの具材がたっぷり載っているのですが、混ぜるといい意味で目立たず、麺と一緒にするっと食べられます。挽肉はあっさりとしていて、脂分はあまり感じません。むしろラー油の油分が多いくらいです。
最後には、カウンターに置いてあるお酢を回しかけて、さっぱりといただきました。
個人的には、辛さとしびれは中がベストバランスでした。そして、麺がおいしいです。好みからはやや柔らかめなのですが、逆にもっちりとした、重量感のある歯ごたえを味わえました。
有名店だけあって、食べ終わってお店を出ると次のお客が並んでいました。ですので、店頭の写真はありません。
★お店情報:東京都中野区新井1-23-22、080-5505-1161、11:00-15:00、17:00-22:00、無休
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