以前はクーロン城、などと呼ばれていた…らしい中野ブロードウェイ。ある意味魔境であり、入るものに覚悟を強いていたといえるでしょう。
最近は外国人観光客なども増え、長いソフトクリームや高級腕時計店などの印象が強く、テレビなどで紹介されることも多く、館内にはゆるキャラなどもいて、どちらかというとポップな印象さえあります。
しかし、そのポテンシャルはまだまだ計り知れません。昆虫食の自動販売機がありました。
日本のネットスラング的にいうならば、「あ、ありのまま起こったことを話すぜ。何を言っているかわからねーと思うが」です。中野ラーメンストリートから、ゲームセンターのNAMCOに入り、ブロードウェイの本館に繋がる自動ドアをくぐった瞬間、そいつは現れました。
店員さんの手作り感があふれるポップが堂々とかかがられています。これがなければ、ぱっと見たところ、新種の自動販売機だな、という印象です。いえ、新種の自動販売機なのですが、新しすぎます。先を行って、行きすぎているのでは無いでしょうか。
パッケージも、よく見ないと、これまたネットで話題になった某コンビニエンスストアのオリジナル商品風で、洗練された感じすらあります。但し、よく見てはいけません。
「迷ったらこれ」「苦手な人にオススメ」「クセのある香りが」など、一見親切そうなポップもよく考えれば悪意がありすぎます。値段はそれなりで、洒落ではなく、覚悟を求められる価格帯です。
新たな中野ブロードウェイの名所にならないことを祈ってやみません。特に、ウッカリ通りかかったときに、これらを立ち食いする人に遭遇しない様、十分気をつけたいと思います。
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