JR中野駅南口にオープンした、つけ蕎麦BONSAIでお蕎麦ランチをいただきました。場所は、中野区中野3丁目。有名な家系ラーメン店、二代目武道家のお隣です。
つゆはおそらくはオーソドックスなお醤油ベース、ごまだれ、辛みの3種類です。それに、トッピングやセットの内容によって、多彩なメニューとなっています。そんな中から、券売機の一番左上にある、鶏つけ蕎麦の特製御膳にしました。一番豪華なメニューです。
店内はコンパクトで、カウンターは10席ほどでしょうか。他、テーブル席が2つあります。
店員さんに食券を出すと、つゆについて聞かれました。温かいのか、冷たいのかが選べるのですね。温かい方をお願いしました。
カウンターには、オリジナルの調味料の他、つゆの味の違いについてお知らせがあります。チェックしながらお蕎麦を待ちます。
お昼もかなりすぎていたのですが、満席で、何人かがお料理の到着を待っています。そんな中ですがテキパキと調理が進み、それほど待たずに特製御膳が出てきました。
まず、つゆを一口いただくと、とても濃いです!お醤油の味もさることながら、正体がわからない様々なスパイスが入っているのか、ややエスニックな印象もあります。塩辛いのではありません。お醤油の味と香りが立っていて、味が強く濃く、パンチがあるのです。
ですので、お蕎麦が進みます。お蕎麦は、少し太めでしょうか。つゆの中のネギも、鶏肉も、お蕎麦に添えられている海苔も、別皿に添えられているお野菜を入れても、つゆが引き受けて、味をまとめます。
鶏肉は、見た目と反してかなり淡泊です。炙ってあるのか、香ばしさはあるものの、鶏肉本来の味がします。タレなどを付けないのは、つゆに合わせているのでしょう。味玉は半生です。お蕎麦にこういったゆで卵がついているのは珍しいですね。炊き込みご飯は、こちらも味が濃い。はっきりとした味です。
食べ進めて、カウンターの上の特製スパイスを入れてみました。量が控えめだったのか、エスニックな香りが加わったものの、味はつゆが勝っています。レンゲの上に振りかけるなど工夫が必要だったかもしれません。反対に、お酢はちょっと加えたのですが爽やかな酸味がつゆのアクセントになりました。お酢、ありですね。
食べ終わりには、カウンターに置いてあるそば湯ならぬ追加ダシを入れて、つゆをいただきました。すると、あれだけ味を強く感じていたつゆの味が変わりました。昆布だしか、入れることでつゆの印象が変わり、口当たりが優しくなります。
オリジナリティあふれる、SOBAでした。
お店情報:中野区中野3-34-2 桃南ビル1F、03-5340-7273、11:00-21:00 (ラストオーダー20:45)
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