中野駅南口の、丸井の裏にある、ロジスパイス&アンダーバーに行きました。中野レンガ坂の途中で、左の路地に入り、中野マルイの裏へ進みます。道なりに進み、会館風の建物の隣の細長い路地の奥にあります。
はっきり申し上げて、入りにくいです。カレーのメニューが出ているものの、お店は見えず。路地裏探検のつもりでえいやっと進むと、入り口が見えてきます。
お店のコンセプトに意見をするものでは決してありませんが、お店の前にたどり着いてなお、店内が見えないので入りにくい。
でも、一度扉をくぐったら、店内はおしゃれで、インテリアも、イスもスタイリッシュです。テーブルの上には、予めフォークとスプーンが置かれていましたが、箸置き(?)もおしゃれでした。お水と一緒にマスク入れも出てきました。感染症対策にも気を使っています。
初めてでしたので、まずはオーソドックスに、メニューに記載がある中で一番シンプルに注文をしました。選んだのは、マトンビンダルーです。
それほど待たずに、お料理が出てきました。
何といってもマトンが大きい!そしていい意味で独特の風味があります。立方体になっているマトンは、スプーンでやや力を入れて左右に動かすとほぐれていくくらいの感じ。食べ応え、かみ応えのある風味の強い、厚いマトンが食べられるのはいいですね。お肉を食べているという実感があります。
マトンのインパクトに比べて、カレーはとても繊細でした。メニューにある通り、甘くて酸っぱくて、辛い。3つの味のバランスが良くて、でも最後にちょっぴり辛さが残ります。スパイスを感じるのに、味に深みがあり、とがっていない。上品なのです。
ライスも綺麗でした。副菜が盛り付けられていて、彩りも豊かです。副菜、店員さんが教えてくれるのですが、種類が多く次から次へと紹介されるので、名前までは覚えられずじまい。特にお皿の上の方にある、キャベツにはドレッシングとは違う、僅かにオイリーな風味が加わっていて、印象に残りました。お皿の左にあるのは豆のカレーとのことで、ほろ苦さがよかったです。マトンビンダルーにはない味でした。
味とお店の雰囲気にすっかり感化され、怪しく感じたロケーションについても、お店を出るときには秘密基地を見つけた気持ちになりました。まさに路地裏の、知る人ぞ知る名店を見つけた気分。お店の作戦(?)にはまってしまいました。
ロジスパイス&アンダーバー(roji spice & __)
ジャンル:カレー、ダイニングバー
住所:東京都中野区中野3-35-1
電話:050-5456-5958
営業時間:ランチ、水、木、金、土、日11:30-14:30。ディナー、水、木、金、土18:00~23:00、日17:00-21:00
定休日:月、火曜日
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