東京メトロ丸ノ内線新中野駅で降りる機会がありました。中野の地域ですと、鍋横エリアですね。家系ラーメンあり、本格中華あり、ハンバーグやうどんなど、グルメなエリアでもあります。
地下鉄は、最近では駅のホームがきれいになったり、ホームドアが付いていたりとだんだんと変わるところが多いですが、新中野はいい意味で、地下鉄らしい雰囲気がありますね。
階段を上がり、地上へ。
タイル、そして汚れ具合がいい味となっています。ゴーッという電車が通過する音がして、もわっと空気が押し出されてくる。サイバーパンクな雰囲気すら感じますね。
さて、この出口を上がった正面には、うどん屋さんがあります。そしてふと左を見ると、一瞬視線が止まりました。あれ、こんな感じだったかな?と記憶が思い起こされます。
まずは、とんかつ屋さん。見覚えがあります。
黄色地に、太い赤。懐かしい雰囲気のある看板です。外観も、由緒正しいとんかつ店という雰囲気が十分に出ています。
さて、このとんかつ屋さんは見覚えがあったのですが、問題は向かいのお店です。思わず、通りの奥に向けて、足を運んでしまいました。
色彩、そして壁に太く書かれている漢字とハングル。第3竜宮城といった感じでしょうか。圧はあるものの、おいしそうな雰囲気を感じます。
その斜め前。
お店の名前はどう呼ぶのかはわかりませんが、ジャンルはわかります。チリ料理です。チリです。奥に丸福の看板が見えます。その手前には、本格中華料理の看板。このお店も、開いていればきっとよい雰囲気だと推察しますが、それにしても、チリ料理店です。先ほどの焼き肉店とは違ったすごい圧です。
感覚的におなかいっぱいですが、まだ続いていました。
今度は居酒屋さんです。居酒屋としては自己主張が強いものの、なじみのある感じ。3人の人物像が気になるところです。
これらの風景、地下鉄の出口を上がって数歩左手に歩くだけで展開します。こんな感じになっているとは、知りませんでした。どのお店も、気になりすぎます。
ほんのちょっぴりの小旅行を終えて、現実に戻ろうと大通りを目指しました。ほんの数分の道のりです。
道中、横に伸びる細い道がありました。
細くて短い道だけではなく、左右に延びる小道にも、こんな風景が広がっているとは。鍋横、特に夜は、歩き甲斐のある街になっているようです。
どのお店も気になります。機会を見つけて、行ってみたいです。
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