ロケテ中のラーメン店、えどもんど中野で、ラーメン（豚1枚）

元、らーめんKaeruの後に出来、今現在試験的に営業をしているラーメン店、えどもんどへ行ってきました。

お店が指定する並び方が、ちょっと独特だったので、店頭のポップを参考にしながら、気をつけて並び、順番を待ちます。

お料理は、初めてのお店だったので、一番オーソドックスなメニューを食べることにしました。入り口左の券売機で食券を買います。ラーメン（豚1枚）です。ネットなどで確認した限り、いわゆる二郎系といわれるような、太麺、脂、ニンニクなガッツリ系のラーメン。そのためか、「ラーメン（豚1枚）少なめ」というボタンもありました。親切ですね。

初めてだったのが、お店の方に席を指定されることでした。食券を買って、お店の外に並びます。席が空くと、お店の方がセッティグをして「お待たせしました、何番の席にどうぞ」と案内をしてくれるのです。他のお店にはない仕組みですね。

席は一目瞭然。天井から、番号と、なぜかファミリーコンピューターのゲームカセットが重しのようになって吊されています。野菜やニンニクなどの指定、いわゆるコールは、他のお店と同じで、ラーメンが出来上がって、お店の方から促されたら指定をするシステムでした。

繰り返しになりますが、今回は初めてだったので、「ニンニク」のみをお願いしました。

ニンニクは標準の量のはずですが、なかなかのボリュームですね。野菜の上に載せられている、アブラも気になります。もやしの量は、この系統のお店にしてはやや少なめ。食べやすそうです。

いただくと、お醤油のタレの味が立っていて、甘辛です。豚骨の風味が土台となっていて、醤油だれを引き立てている感じ。見た目よりも、スッキリとしたスープです。ニンニクを溶かすと、辛味に深みが出て、食欲をそそります。

麺は中太で平べったい。ごわっとした食感で、かみ応え、食べ応えがあります。麺の固さの指定が出来るかはわかりませんが、やや固めで好み。キリッとしたお醤油の風味に合います。

そして、印象に残ったのは、豚でした。いわゆるチャーシューですね。わざわざ食券のボタンで「1枚」と表明していたので、1枚だな、と思っていたのですが、とんでもない。写真詐欺ならぬ、券売機詐欺でした。

えどもんどの特徴なのか、たまたまなのかはわかりませんが、肉厚。他のお店の2枚分といってよいと思います。赤身が多くて、繊維質がしっかりしていて、豚肉の味がとても濃い。それに、おそらくは調味料などでかなりしっかりと味付けがされており、こちらも濃い。麺とは違ったかみ応えで、スープとは違ったとんがった味が口に広がります。ブロックを崩しながら、時に麺、そしてスープ、さらにそのままと別の風味で味わいました。個人的には、豚山とは別のベクトルで、印象に残ったおいしいチャーシューでした。

食べ進めたところで、カウンターにあった調味料の内、一味唐辛子を使ってみました。えどもんどの唐辛子は、細かいタイプですね。スープの下から、麺ですくうようにしてピリ辛を楽しみながらいただきました。