毎年恒例、空中水族館が、2024年も始まっています。中野サンモールアーケードがとっても賑やかです。
中野サンモールは、「空中ギャラリー」としていろいろな芸術作品を展示していますが、その中でも色とりどりで、賑やか。もともと日差しが入ると明るいアーケードが、ますます明るく感じます。
メインは子どもたちによるお手製の鯉のぼりなのですが、毎年、どこか工夫が増えているのが見ていて面白い。去年は確か、柱にマンボウのようなディスプレイがあって、鯉のぼりの解説を案内していました。
今年は、入り口に変化がありました。
チンアナゴが出迎えてくれました。かわいい。
そして、時々オリジナルのアナウンスとテーマソング!が流れます。風に吹かれている鯉のぼりを見ている時間が、さらにゆっくりになります。
鯉のぼりの上には学校名が書いてあるので、どの学校の生徒がどんな鯉のぼりを作ったのかがわかります。毎年力作揃い。そんな中、目を惹いたのがこちらです。
旧鷺宮小学校のドラゴンのような鯉のぼりもいいのですが、何といっても旧西中野小学校の鯉のぼりのインパクトは抜群。学校名に「旧」とついているので、おそらくは閉校して、今はもう無いのでしょう。そんな学び舎にお別れと感謝を述べています。文字で。
鯉のぼりをデザインする以上、鯉に囚われてしまうもの。その意味で、旧鷺宮小学校の発想もよいのですが、旧西中野小学校は文字です。もはや、鯉の形は関係がありません。自分たちのパッションを活字で表す。伝言板です。しかも結構な太字。ゴシック体が圧すら感じさせます。なんとしてでも思いを伝える。そんな情熱を感じます。
他にも色々なデザインの鯉のぼりが楽しめます。しばらくは、通るのが楽しみです。
ところで、君の名は?去年いた?
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