中野駅南口の、中華そば仙道が季節限定メニューを出していました。背景が赤いポップが、雰囲気を盛ってお知らせをしています。シビカラ麻辣醤油そばです。
辛さは1から3まで選べ、1でもなかなかの辛さだそう。しかし限定ということで、辛さ2にチャレンジしました。
それほど待たずに、お料理が出されました。熱いのでお気をつけ下さい、と店員さんの注意がありました。
麺はこんな感じ。特に何も聞かれなかったのでこれが標準だと思うのですが、仙道の他のメニューの麺とは違う気がします。全粒粉が入っていて、やや太く縮れています。麺が変わったというお知らせがあったので、ひょっとしたらその変わった麺なのかも知れませんけれども。
そして箸に付いているとおり、スープの表面にラー油の膜がありますね。麺を口に運ぶ時には、この膜を通って最後の味付けがされる仕組みです。
いただいてみると、熱々のスープは鋭い辛さでした。辛味が残りますが、一番辛く感じる瞬間があり、すっと後を引きます。ですが、お店の方のおっしゃるとおり、辛さ2でもなかなかの辛さです。味は辛味が立っていて、正直に申し上げてよくわかりませんでしたが、もちっとした麺は食感が楽しい。そして最後にスープのお醤油の風味をちょっぴり感じます。ひょっとしたら辛味のスープの中に麺があるのではなく、スープと麺の上にラー油の層があって、徐々に混ざっていくのかも知れません。だんだんと、辛さの方を強めに感じるようになってきます。
白髪ネギ、中太で長いメンマ、チャーシューは他のメニューと同じだと思います。ですが、全てに辛味が回っており、一体感がありました。
麻辣ということですが、どちらかというと山椒の辛さは控えめで、唐辛子の辛さが圧倒的に強く、その意味では辛いものが好きな人は食べやすいと思います。
中野駅周辺では、種類の違う激辛ラーメンが食べられますが、他のお店と同じで、仙道のシビカラ麻辣醤油そばもオンリーワンな味。鋭い辛味と、ちょっぴり隠し味的なお醤油の風味のバランスを楽しみました。
意図しませんでしたが、色彩が赤をベースに白と緑がちりばめられており、今日12月25日にふさわしい一杯でもありました。
中華そば仙道
ジャンル:ラーメン、つけ麺
住所:東京都中野区中野3-33-15
営業時間:平日11:30-23:00。
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