麺屋正路で、鴨の油そば、麺大盛り

中野駅の北口、早稲田通りを渡ったところにある、薬師あいロードで、水曜日だけオープンしているラーメン店があります。麺屋正路です。

ラーメンとつけ麺(麺屋正路的には、中華そばとつけそば)は、以前にいただいてきました。おいしかったです。

表の看板には見られないのですが、店内のメニューですと、もう一つあるんです。それが、鴨の油そばです。隠された、最後のラインナップ。お願いをしました。これで、麺屋正路の麺類3種類を制覇したことになります。その記念として(?)大盛りでお願いをしました。

麺屋正路の鴨の油そば
麺屋正路の鴨の油そば

見た目は、いわゆる油そばとは違う感じ。つけ麺の麺です、といわれても納得してしまいそう。普通、タレが絡んでいたり、あるいは麺の下にタレがあって、全体的に混ぜていただくものですが、見た限りでは色味は強くありません。

他のメニューと同じで、鴨と鶏のチャーシューが一枚ずつ。そして色鮮やかなネギも添えられています。ネギの奥にあるのはフライドオニオンです。

あえてお丼の下の方から麺を引っ張ってきて、一口。さらっとした口当たりの中に、鶏肉とは違ったコクを感じます。見た目味がついていないように見えるのに、濃い。このギャップが不思議です。食べ進めると、だんだんとオイリーさが増してきました。と同時に、味も濃くなってきます。

器を傾けてタレを確認しても、透明です。

麺屋正路の鴨の油そばの、タレ
麺屋正路の鴨の油そばの、タレ

この味を表現するのが難しいです。塩だれでもないですし、鶏のエキスでもない。鴨の風味なのでしょうが、他の油そばにはない、クリアなコクといった感じです。繰り返しになりますが、味がついていないように見えるのに、濃い味を感じます。一方で口当たりが軽いので、するすると麺が進みます。

お店の方が、お酢とラー油を持ってきてくださったので、試してみることに。

お酢は、麺を口に運んだときにややツンとした香りがしますが、食べてみるとオイリーさがマイルドになって、合います。全体にかけるのでは無く、部分部分に振りかけて、味変を楽しみました。

ラー油は、個人的にはちょっと合わない気がしました。こちらも香りが強く、そして少量かけたのですがラー油の風味が強い。辛みが立つ感じで、こちらは少しだけ楽しみました。

特に食べ方の案内が無かったので、油そばのセオリーでは無く、そのままを楽しんでみました。大胆に、お酢とラー油を入れてよーくかき混ぜると、また違った印象になるのかもしれません。

中華そば、つけそばに続き、オンリーワンな味、そして見た目でした。

麺屋 正路
ジャンル:ラーメン、つけ麺、油そば
住所:東京都中野区新井1-8-7(和香)
営業時間:水11:30-15:00、17:00 – 21:30

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